2017年04月10日

五五菊しんぶん 一

昭和三十六年四月十一日火曜日くもり

 このしんぶんの名前は「五五菊しんぶん」。本当は記者がわたしだけなので「藤原壁しんぶん」なのですが、そのうち五組も新聞委員が増えるかもしれないので学校の名と町名とを採ってみじかくしました。

 さて五年五組の長い一年が始まりました。本日は転入生の小島均くんのことを書くことにしました。小島くんは見ての通り、顔が満月のようにふくれています。これは喘息の薬のせいなので、もともとは目がぱっちりと大きく、好い男なのかと思います。

 喘息は夜中に息が苦しくなる病気のようです。この薬がないと苦しくてやっていられないそうです。しかし勉強もお行儀もなかなかの優等生。優秀な生徒が少なくないこの学校でもけっこう目立つかも知れません。病気を持って普通より小さな体なのに偉いと思います。

 家は清滝の市営住宅にあります。近所の人は寄ってみてください。ただし自分が訪ねてよろこばれる人かどうか、じっくり考えたほうがよいでしょう。もっとも、じっくり考えるような人は、あんがい考える必要はないのかもしれません。

 と、まあ今のところはこのくらいのことしか書くことがありません。四月ですが、まだ朝晩は寒いですね。かぜを引いたり、体調をくずさぬよう、がんばってください。(記事 五年五組 藤原しづ)

posted by ゆふづつ at 23:48| ノンカテゴリー | 更新情報をチェックする