2012年02月27日

迦微

「アメは高天の原、タカマノハラとも言はれる」

「それは現代人の云ふ宇宙空間みたいなものぢゃないのか。何もない晴れた空」

「違ふね。天には、地上と同じやうに建物があり、木も草も、動物もゐるやうだ」

「それは古事記に書かれてある通りなんだね」

「さうだ。結局、アメは、地上と同じやうな構造になってゐるのだが、ただ、そこに住むのが天つ神か、國つ神か、といふ違ひがあり、地上から空の上の高いところにある原を指して高天の原と呼んでゐる譯だ」

「その國つ神といふのは、地上に住む我々のことか」

「神とは、人だけではなく、海や山、動植物のやうなもの迄含め、何か優れたものを持ってゐるモノ全てを指す言葉だ。もちろん、善いものとは限らず惡しきものも含む。ウィルス、害蟲、猛獸、颱風、地震、火山など」

「もういいよ。しかし、世の中には、どうして、さういふ惡い神まであるんだらう?」






posted by ゆふづつ at 00:00| 日記 | 更新情報をチェックする